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元ドイツ代表で浦和OBのギド・ブッフバルト氏(47)がJクラブの監督就任を熱望して
いることが20日、分かった。同氏に近い関係者によると、他クラブからのオファーでも
交渉の席に着く姿勢だという。浦和のゲルト・エンゲルス監督(51)は、22日の
ACL準決勝第2戦・G大阪戦(埼玉)の結果次第で去就問題に発展する可能があり、
監督交代となればブッフバルト氏が最有力候補となる。
『赤い壁』の異名があるブッフバルト氏が、日本での現場復帰を熱望していることが
明らかになった。
「ギドはクラブの監督をやりたがっている。浦和以外のイメージはできないけど、
うちはゲルトとの契約が残っている。他のクラブから話があれば、(就任の)
可能性はあると思う」と、アドバイザー契約の交渉が、最終段階に入っている
浦和の幹部がブッフバルト氏の意向を明かした。浦和以外のクラブからの
オファーにも耳を傾ける姿勢だという。
選手として、94年から3年半プレーした同氏は04年に浦和の監督に就任。
06年、リーグ優勝を置き土産に家庭の事情で惜しまれつつ退任した。
その絶対的なカリスマ性は、いまでも多くのサポーターに支持されている。
13日には、さいたま市で講演が予定されていたが実母が急逝し、キャンセルに。
ただ、アドバイザー契約交渉のため、今月中に再来日する予定だ。
理想は再び浦和で指揮を執ることだが、エンゲルス監督との契約は来季終了まで。
今季中に実現する可能性は低い。だが、残り5試合で首位・鹿島と勝ち点6差の
リーグ戦に加え、22日のG大阪戦に敗れ、ACL2連覇を逃せば状況は一変する。
今季終了後、去就問題へ発展すると、次期監督の最有力候補としてブッフバルト氏に
白羽の矢が立つのは確実だ。
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浦和の黄金時代を築いたブッフバルト氏。再び、日本サッカー界への復帰を熱望している
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