08/10/20 23:16:42 0
「なぜ、いの一番に名前が出てこないのか」といぶかしがるファンも多いのではないか。
辞任が正式に決まった阪神・岡田監督の後任候補として、ＯＢの真弓明信氏（５５＝評論家）や
木戸作戦兼バッテリーコーチ（４７）、平田勝男二軍監督（４９）らの名前がスポーツ紙を
賑わせているが、なぜか「あの人」の名が出てこない。「あの人」とは、藤村富美男、村山実、
田淵幸一に次ぐ「４代目ミスタータイガース」こと掛布雅之（５３）だ。
８８年に現役引退した後は評論家となり、これまで指導者経験はゼロ。０４年に新規参入する
楽天から監督要請があって断ったのは、タテジマに未練があるからだともいわれた。
一部には「阪神監督は大卒でなければダメ」という声もあるが、古巣からまったくお呼びが
かからないのは、現役時代の不祥事が原因ともっぱらだ。
８７年３月、オープン戦が終わって知人らとウイスキーのボトル半分以上をあけて愛車を
運転中、酒気帯び運転で現行犯逮捕された。これに激怒した当時の久万俊二郎オーナーから
「電鉄の社員が飲酒運転で捕まるとは破廉恥。うちの４番は欠陥商品。もうミスタータイガース
じゃない」と散々罵倒（ばとう）され、翌年追われるように引退。阪神から事実上、追放された
スター選手は読売グループのテレビ、スポーツ紙の評論家として禄（ろく）を食（は）んできた。
「カケ（掛布）が阪神から入閣要請がないのは、他にも理由がある」と言うのは、
ある球界関係者だ。
「関西に飲食店を展開してのビジネスで多額の負債があったり、金銭トラブルも絶えないだろ。
今年の夏も借金まみれで高利貸からカネを借りていることや、自宅やテレビの出演料まで
差し押さえ命令が出ているって写真誌に出ていたからね。私生活の乱れが今も電鉄本社の
お偉方に嫌われているんだよ」
それでもコリンズ監督が退団前のオリックスは、地元での知名度を買って次期監督候補に
掛布をリストアップしていたそうだが、阪神の監督だけは永遠にない。
TITLE:livedoor スポーツ
URL:URLﾘﾝｸ(news.livedoor.com)