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11日の2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選のルーマニア戦に先立ち、この試合の
結果によって起こり得るフランス代表のドメネク監督解任のうわさが国内を再び騒がせて
いる。そんな中、15日の定例会議で監督交代が決まった場合、フランスサッカー協会が
新監督としてローラン・ブランを任命したいと考えている旨を、10日付の『パリジャン』紙が
報じた。
フランス協会会長のジェンピエール・エスカレット氏は9月初頭、1998年W杯で優勝した
元代表メンバーが後任監督としてディディエ・デシャンを押したのをとがめつつ、「彼らの応
援活動は節操がなかった。フランス代表は協会の世襲財産であり、ある一派の遺産では
ない」と発言して物議を醸した。これに対し、ジネディーヌ・ジダンが「われわれはおのおの
が自分の意見を言っただけだ。協会会長がそんな発言をするとは信じ難い」と反論し、世
論の協会批判に拍車をかけた経緯がある。
同紙によれば、ブランはエスカレット協会会長の希望のチョイスだという。しかし、98年の
世界チャンピオンの一員だったブランは、チャンピオンズリーグにも参加しているボルドー
の現監督だ。現在フリーのデシャンの方がシンプルな選択だが、協会はより穏やかなブラン
の方を好み、デシャン路線をあまり検討していないと伝えられている。
ブランはユーロ(欧州選手権)2004前にも代表監督候補に挙がったが、経験不足を理
由に選ばれず(当時は監督の経験は皆無)、その後にボルドーで評価を高めた。しかし現
役監督を代表に引き抜くケースはこれまであまりなく、ブランを新監督に選ぶ場合、協会は
本人とクラブの了解を得るだけでなく、ボルドーに契約の違約金を支払わなければならない。
(略)
[ 10月11日 12時0分 更新 ]
ソース:スポーツナビ
URLリンク(sports.yahoo.co.jp)