08/10/11 15:23:59 EDXU35Iv0
こんな夜くらい一言書かせて。 [桧川誠太一] さん 10月11日(土) 2時1分 [EATcf-102p17.ppp15.odn.ne.jp]
口から湧いてくる言葉を飲み込んでごらん。
涙が出てくるから。
緊張と重圧で震える手で振るバットがほんの少しずれていたら。
今日の涙はなかったかな。
ありがとう。
貴方の背中を追い続けた選手たちはまだまだ小さな力だけど、強くあろうとしていた。金本さん。
貴方のボールの一つ一つはとても速いのに、まるでスローモーションのようにはっきりと心を揺さぶった。世界一の直球、藤川さん。
少しだけ男らしい顔になった。歯を食いしばれるようになった。鳥谷さん。
首、手首、全身の痛みに絶え、その小さな体に納まり切らない大きな勇気。赤星さん。
堅実な守備とバントで必死のパッチを見せてくれた関本さん。
かっこつけたがりが多い阪神の中に突然現れた泥だらけの少年。批判はされるけど、貴方のヘッドスライディングは明らかにチームを変えた。平野さん。
初めての優勝争いはどうでしたか?きっとこんな試合がしたかったんでしょう。また来年もこんな試合をしましょう。新井さん。
他にも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
みんな、みんな、よくここまで走ってくれた。
体が鉛のように重い日も、首が回らない日も、足が上がらない日も、皆全力で走った。
毎日に愚痴や文句ばかりを繰り返し、自分の仕事も満足に全うできない。
努力を忘れ社会批判ばかり。失敗は自分のせいではなく社会と他人のせい。
そんな人間が溢れる中で、やっぱり皆、かっこよかったな。光ってた。
今年もまだあと数試合貴方たちの雄姿が見れる。
幸せだ。
でも、やっぱり、とても、悔しい。
まだ巨人を倒す機会がある。
幸せだ。