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過酷な漁船乗組員の姿を描いた小林多喜二の「蟹工船」ブームや雇用不況
などの影響で若い世代の入党者が増え、党幹部が「党勢拡大のチャンス」と意
気軒高の共産党。ただ衆院選の前哨戦とされた7月の東京都議選では自民・公
明対民主という構図に埋もれ、議席を減らした。政権交代が最大の争点とされる
今回の衆院選でも埋没の不安がつきまとっている。 「自公政治に暮らしが脅か
されています。今こそ確かな野党が必要です」
大阪府北東部の枚方、交野両市が選挙区の大阪11区。共産新人の山下京子
氏(55)が駅前で通勤客らに訴える。山下氏は前回の衆院選にも立候補。しかし、
選挙戦は郵政一色となり、小選挙区を制した民主前職、平野博文氏(60)と比例
代表近畿ブロックで復活当選した自民前職の井脇ノブ子氏(63)の二大政党の戦
いに埋もれた苦い経験がある。このため、山下氏はこの4年間、「自公か民主か」
といった二者択一だけが問題ではないことを地道に訴えてきた。MSN産経
URLリンク(sankei.jp.msn.com)