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副作用は「青い身体」:食用色素で脊髄損傷を治療
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『FD&C Blue No.1』(「ブリリアント・ブルーFCF」、通称「青色1号」)は、米国の食品医薬品化粧品法(FD&C法)に
基づく食品添加物で、ごく普通に利用されている合成着色料だ。幸運な偶然から、この色素が、
神経の炎症を引き起こす主要プロセスを遮断するために実験室で作り出された化合物に驚くほど
類似していることが明らかになった。
脊髄損傷を受けたラットに青色色素を投与すると、投与されなかったラットよりはるかに早く回復したのだ。
しかも、研究者から報告されている副作用は1つだけ―ラットが青く染まるということだけだ。
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7月27日付けで『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載された研究論文を共同執筆した、
ロチェスター大学医療センターの神経科学者Maiken Nedergaard氏は、「これを今まで誰も試みなかった
原因の1つは、食品科学と神経科学がまるで分断されていることにある」と語った。
(ry)
研究者たちは、「P2X7」と呼ばれるATP受容体を遮断することで、脊髄損傷に起因する炎症を大きく
防げられることを見いだした。だが今まで、この受容体を遮断できる、臨床的に有効な薬品は
特定できなかった。
P2X7受容体に似た構造の化学物質を探す過程で行き当たったのが、まったく毒性がなく、1928年に
米食品医薬品局(FDA)の承認を得ている青色1号だ。
「米国では1人が1日におよそ14ミリグラムの青色1号を摂取している。青い食品には何にでも入っている。
チョコレートのM&M's、ゲータレード、ジェロー。米国では年間1億ポンド(およそ4500万キログラム)が
食べられており、毒性がないことは証明されている」と、Nedergaard氏は語る。
(続く)