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人材派遣大手グッドウィルグループ(GWG、現ラディアホールディングス、による
別の人材派遣会社買収に絡み、仲介した投資ファンドが、約380億円の利益の
一部を適正に税務申告せず、数十億円を脱税した疑いのあることが27日、
関係者の話で分かった。東京地検特捜部は同日までに、法人税法違反(脱税)
容疑で、ファンド運営会社「コリンシアンパートナーズ」(港区)代表だった中村
(旧姓中沢)秀夫公認会計士(51)の逮捕状を取った。
特捜部は任意の事情聴取後、7月中旬に逮捕状を取ったが、中村会計士は姓を
変えてパスポートを取得し、海外へ出国。外務省は24日にパスポートの返納
命令を出した。特捜部は帰国を待って逮捕する方針とみられる。
関係者によると、GWGは2006年10月、人材派遣大手「クリスタル」(京都市)を
買収するため、別のファンドを介して、パートナーズ社が運営する「コリンシアン
投資事業有限責任組合弐号」(コリンシアンファンド)に883億円を出資した。
コリンシアンファンドは、クリスタル創業者から同社株の91%を約500億円で
取得。GWGは、ファンドへの出資割合に応じてクリスタル株の67%を保有し、
同社を子会社化した。
差額の383億円は、別の出資者とされた格闘技団体代表らと分け合った。
パートナーズ社はこのうち、約180億円と残りの株を手に入れたが、このうち
一部を税務申告しなかったとされる。(2009/07/27-23:54)JIJI
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