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いわゆる地下銀行の手口でフィリピンに不正に送金していたとして神奈川県大和市の
男が銀行法違反の疑いで逮捕され、警察は、不法滞在のフィリピン人からの依頼を受け
てこれまでにおよそ８億円を送金していたとみて調べています。
逮捕されたのは、フィリピン人で大和市南林間のジャネット・チゲーラ・マネセ容疑者（４５）
です。警察の調べによりますと、マネセ容疑者は、銀行業の免許がないのに、ことし３月から
５月までフィリピン人の男から依頼を受け、あわせて３５万円をフィリピンに不正に送金したと
して銀行法違反の疑いが持たれています。
警察の調べに対し、マネセ容疑者は、容疑を認めているということです。警察によりますと
マネセ容疑者は、大和市の自宅アパートや近くの雑貨店で不法滞在のフィリピン人などから
金を集めて送金しフィリピンのマニラにいる仲間と携帯電話のメールで連絡を取って家族
など依頼を受けた相手に渡していたということです。警察は、押収した帳簿などからこれまで
におよそ８億円を送金していたとみて実態を調べています。
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