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トルコ中部で平成18年、日本人女性1人が死亡、23人が負傷したバス事故で、負傷した
男女8人が25日、安全確保義務を怠ったとして、ツアーを企画した旅行会社「エイチ・アイ・
エス」(HIS、東京)に計約1億2200万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、24人が乗ったバスは18年10月17日夜(日本時間18日未明)、法定速度
を超えるスピードで走行中にスリップし横転。女性1人が死亡、23人が重軽傷を負った。
原告側は訴状で、HIS側には安全な日程や運送機関などを確保する義務があると指摘。
しかし、(1)現地調査もせずに無理な日程を設定したため、運転手が危険な運転をくり返す
ことになった(2)運転手が長時間1人で運転していた(3)バスが旅客運送の免許を受けて
いない-などHIS側の安全確保義務違反があったと主張している。
原告の1人で頭蓋骨(ずがいこつ)骨折などで一時重体となり、今も右腕に障害が残る
東京都の会社員、束野仁美さん(25)は「安全だと思って参加したツアーで一生消えない
傷が残った。HISには誠意が感じられない」と話している。
HISは「訴状が確認できていないため、コメントは控える」としている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)