09/06/13 18:20:50 3CscR/TE0
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鳩山氏は「総理は間違っている」と、恨み節。西郷隆盛が“挙兵”前に漏らした
言葉を引き合いに、離党の可能性も示唆した。
「西川には、土下座してあんたに謝らせる」。麻生氏は12日午前、鳩山氏と
会談し、西川氏の謝罪を条件に続投を容認するよう説得した。しかし鳩山氏は拒否。
協議は決裂し、麻生氏は午後官邸を訪れた鳩山氏の辞任届を受理した。鳩山氏は
「その場で(辞任届に)サインした」と述べており、事実上の更迭だった。
「11日夜までは(けんか)両成敗の方向だった」(自民党関係者)が、
一気に鳩山更迭劇が動いた。麻生氏は、「(混乱が)あまり長引き、話が混乱を、
さらにしたかのような印象を与えるのはいかがかと思った」と説明したが、
すでに党内対立を生み、麻生氏の指導力欠如も指摘される中、タイミングは
あまりに遅すぎた。後任は佐藤勉国家公安委員長が兼任する。
西川氏の続投か鳩山氏の意向をくむか、麻生氏は頭を悩ませてきた。
「本音では西川氏嫌い」(周辺)で、一時は西川氏辞任に傾いたが、西川氏を切れば、
小泉純一郎元首相ら郵政民営化推進派の反発は必至。小泉氏からは何度も電話で
続投を求められた。衆院選を控え、経済界との関係悪化も避けたい。鳩山氏を切れば
自身の足元が揺らぐが、推進派が「小泉新党」を立ち上げるダメージに比べれば
影響は少ないと判断。与党には17日の党首討論前の決着を迫られ、もはや
「盟友切り」しか残っていなかった。鳩山氏との協議を重ねた麻生氏は9日、
周辺に「鳩山のことを人として信用できなくなった」と、こぼしたという。