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運転士居眠りオーバーラン、無呼吸症の治療中…大阪市営地下鉄
11日午後1時15分頃、大阪市西区の市営地下鉄千日前線
阿波座駅で、南巽発野田阪神行き電車(4両、乗客約70人)が
停止位置を約60メートル通り過ぎて止まった。
昨年12月から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を受けて
いた男性運転士(41)のブレーキ操作が遅れたのが原因。
乗客にけがはなかったが、市交通局は当面、この運転士を
乗務から外すことを決めた。
同局によると、運転士は当時、「手前の駅を出て加速操作後、
睡魔に襲われ、記憶がなくなった」と説明。その後、駅構内の
照明の明るさで目を開け、急ブレーキをかけたとみられる。
最後部車両の男性車掌(36)も非常ブレーキをかけたが、間に
合わなかった。電車は停止位置まで戻った後、運転士を交代
して4分遅れで発車した。
市営地下鉄は全8路線で自動列車制御装置(ATC)を導入。
仮に運転士と車掌がブレーキ操作をしなくても、前方の車両との
距離が接近すれば、自動的に停止する仕組みになっている。
この運転士について、産業医は「乗務は可能」と判断。同局は
これを受けて乗務させていた。
同局は「人為的なミスでオーバーランを起こし、申し訳ない。
運転士の健康管理の徹底など再発防止に努めたい」としている。
(2009年6月12日03時09分 読売新聞)
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