09/06/05 07:22:13 0
日本農村情報システム協会、元職員に横領疑惑 計1億円
2009年6月5日5時0分
ずさんな経理などで債務超過に陥っている社団法人・日本農村情報システム協会
の元職員=昨年11月に依願退職=に横領の疑いが浮上していることが4日、
明らかになった。
所管する農林水産、総務、経済産業の3省が出した業務改善命令の中で指摘され
ていた。横領が疑われる金額は、08年までの12年間で数千万~1億円に上るという。
農水省などによると、今年1月、総務省に「協会に横領疑惑があるが、主務大臣に
届けていない」とするメールが届き、疑惑が浮上。これを受けて協会が「元職員は
97年から気象災害情報などを自治体に提供する事業を千葉市の会社などと
随意契約していた。
この契約金額が水増しされて、元職員がその一部を受け取った疑いがある」などと
する報告をあげてきたという。
元職員については、昨年10月にも外部から横領疑惑の指摘があったといい、その際、
協会側が契約の見積額について説明するよう求めると、退職した。この時、協会は
「不正の確証が得られなかった」として、横領容疑などでの告発は見送っていたという。
(茂木克信、黒川和久)
URLリンク(www.asahi.com)