09/05/31 05:08:03 0
職員手当上乗せ、79自治体で計58億円…交付税21億減額
5月31日3時5分配信 読売新聞
都市部の自治体職員に対する「地域手当」の超過支給問題で、2008年度
も静岡県と15都道府県内の78市町村が国の示した基準を超えて計58億
2813万円を支払っていたことがわかった。
地域手当の制度が始まった06年度からの超過支給額は計443億7349
万円となった。
「ペナルティー」にあたる特別交付税の減額は08年度計21億7829万円で、
「住民向け財源の損失」といえる減額は3年分で総計65億5074万円に上った。
読売新聞の情報公開請求で判明した。
08年度で超過支給額が最も多かったのは、79自治体のうち、静岡県の
11億2148万円。超過支給の市町村数では、福岡県が最多で14、次いで
埼玉、千葉県が11だった。
国は、超過支給の自治体は「財源に余裕がある」とみなし、上限を設けたうえ、
超過額の一定割合を特別交付税から減額。10年度からの超過支給の完全
解消を目指し、減額割合を06年度が1割、07年度は3割、08年度は5割に
増やしてきた。
これに伴い、超過支給の自治体数は、既に判明していた06年度の159、
07年度の106から、さらに減少。総額も06年度より100億円以上減った。
08年度も2億9465万円の特別交付税減額となった静岡県は、「支給率
引き下げに向けて職員組合と意見交換を進めている」としている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)