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就学目的で来日し、就労するために「資格外活動許可書」を偽造したとして、神奈川県警
が、中国人の男を有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕していたことが28日、わかった。
男の自宅から、偽の許可書に使われた入国審査官の印など約10本の偽造公印を押収
した。男は「(偽造公印を)中国の工場に作らせた」と供述しているという。
捜査関係者によると、捕まったのは、横浜市旭区中希望が丘、無職林世斌(りんせいひん)
容疑者(24)。林容疑者は4月28日、収入を伴う仕事をする際に必要な資格外活動許可書
を偽造し、働いていた東京都港区の食品加工会社に提出した疑い。
林容疑者は2005年12月、就学目的で入国。06年10月から食品加工会社で働いていた
が、09年3月に在留資格を失い、5月16日までに帰国を求められていた。
偽の許可書には、「入国審査官 16・APR・2009 横浜支局」「横浜市印」が押されて
いた。いずれも本物を精巧にまねて刻字された硬質ゴム製の印が使われていた。押収され
た偽造公印は、郵便小包で2月下旬に輸入されていた。
林容疑者は今年2月、知人の紹介で中国で偽造できる工場を知り、公印が押された本物
の許可書とともに、公印のサイズや日付など詳細な仕様書をファクスし、偽造を依頼したと
いう。調べに、「不法残留してでも働き続けたかった。日本は摘発が厳しく、すぐに捕まって
しまう。中国で偽造すれば、ばれないと思った」と供述している。
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