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ベネズエラ東部のスクレ州クマナにあるトヨタ自動車現地法人の組立工場の労働組合
幹部(33)が五日、出勤途中に同市内の自宅近くで何者かに銃で撃たれ死亡した。
労組側が事件に反発して工場を占拠したため、工場は閉鎖されているという。
当時、工場には日本人社員三人がいたが、いずれも無事で首都カラカスに向かっている。
ベネズエラでは最近、労働争議が活発化。トヨタ工場でも三月にストライキがあり操業が
一時中断したという。
また一月下旬にも、三菱自動車の車などを生産している日系企業工場を占拠中の組合員
と警官隊が衝突、労働者二人が撃たれて死亡している。
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