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韓国・浦項市、研修で全職員を福岡へ…自粛要請を押し切り
4月12日7時16分配信 読売新聞
韓国南東部の浦項(ポハン)市が、福岡、北九州両市へ全職員約2000人を
順次派遣する異例の海外研修を進めている。
財政難とウォン安を受け、大統領府は全国の自治体に海外研修自粛を呼び
かけているが、市は「先進地を学ぶことが市政には得策」と続行。職員らは
借り上げマンションに合宿して自炊しながら、環境に優しく、住みやすい街
づくりを学んでいる。
「こんなに真っ黒だった川の水が、今ではこれだけきれい。我々もやろうと
思えばできるんです」
今月7日、北九州市小倉北区の水環境館。案内役の浦項市職員が、公害で
汚染された紫川の水の標本を見せ、浄化作戦で劇的に水質が改善されたと
説明すると、約20人の研修職員たちは驚きの声を漏らした。
一行は、前日に釜山(プサン)から高速船で博多港に着き、福岡市で大濠公園
やキャナルシティ、シーサイドももち海浜公園などを見学。この日は朝から
貸し切りバスで、福岡県苅田町の日産自動車九州工場、北九州市の門司港
レトロ地区を視察した。
情報通信課職員のソン・ヨンギさん(46)は「プロジェクトのアイデアを出す時に
ここでの見聞が生きるはず」と話した。研修は約20人ずつ月曜日に福岡に入り、
土曜日に帰る。昨年10月に始まり、これまで約500人が参加。
来年9月末までに終える計画で、経費総額は8億ウォン(約6000万円)以上に
なる計算だ。異例の研修は、朴承浩(パクスンホ)市長の鶴の一声で決まった。
昨年8月下旬、福岡、北九州両市を訪問した市長は、暮らしやすさや環境保全の
先進性に感銘を受け、帰国翌日の8月29日、研修計画の立案を指示した。(続く)
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