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インターネット上に流出する児童ポルノの被害が世界的な問題となるなかで、ICPO
=国際刑事警察機構は、児童ポルノの摘発を強化しようと国際的な捜査を支援する
新たなデータベースの運用を始めました。
子どもがわいせつな写真や映像を撮影されインターネット上に流出する児童ポルノの
被害は国境を越えた犯罪として世界的な問題となっており、各国の捜査当局も摘発に
力を入れています。
この問題でICPOは各国の捜査当局の連携を図ってきましたが、児童ポルノの被害に
歯止めがかからないなかで国際的な捜査をさらに支援しようと新たなデータベースの
運用を始めました。このデータベースは、各国の捜査当局が児童ポルノの疑いがある
画像などについて検索をかけるとほかの捜査当局がすでに登録している同じ被害者
の別の画像などを瞬時に参照することができ、画像の中の情報を手がかりに、より迅速
に児童ポルノを摘発することができるようになるということです。
すでにイギリスやドイツなど5か国が参加しており、日本の警察庁も参加の意向を示し
ています。ICPOの責任者は「児童ポルノの被害を受けた子どもは、ずっと心の傷を負い
続ける。迅速な捜査を可能にするこのデータベースによってより多くの子どもを救えるよう
にしたい」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)