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海賊対策の護衛艦 不審船対処
4月4日 7時45分
アフリカ・ソマリア沖で海賊対策の任務に就いている海上自衛隊の護衛艦が、
外国船から助けを求められ、接近してくる不審船を、大音響を発する特殊な
装置を使って追い払っていたことがわかりました。派遣部隊が現場海域で
不審船に対処したのは、これが初めてです。
防衛省によりますと、ソマリア沖のアデン湾で日本時間の4日午前2時40分
ごろ、現地時間の3日午後8時40分ごろ、日本関係の3隻の船団の護衛に
当たっていた海上自衛隊の派遣部隊が、近くを航行していた外国船から無線
で「不審な小型船が近づいてくる」と助けを求められました。
この外国船は護衛対象の船舶ではありませんでしたが、護衛艦「さざなみ」が
状況を確認したところ、あわせて4隻の不審な船が接近中だったということです。
このため、「さざなみ」は不審船にサーチライトを照射したうえで、大音響を発する
特殊な装置を使ってソマリア語で海上自衛隊の艦艇であることを伝えると、
不審船は離れていったということです。
ソマリア沖の海賊は、母船と小型船がいっしょになって活動する特徴がありますが、
今回の不審船4隻の内訳は、比較的大型の船1隻と、小型ボート3隻だったと
いうことです。派遣部隊の護衛艦が不審船に対処したのは今回が初めてで、
防衛省で当時の詳しい状況を調べています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)