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農水省秘書課長が文書改ざん、ヤミ専従隠しで更迭へ
3月26日3時10分配信 読売新聞
農林水産省のヤミ専従疑惑で、職員142人に疑惑が浮上したことを
隠蔽(いんぺい)するため、同省秘書課が関係文書を改ざんしていた
ことが25日分かった。
松島浩道秘書課長が改ざんの事実を認めたことから、同省は26日付
で松島課長と西浦博之・同課調査官を更迭する。松島課長は省内の
調査に対し、「省のためを思ってやった」と話しているという。26日、
井出道雄次官が記者会見で発表する。
改ざんされたのは、昨年4月に作成された文書の少なくとも13枚で、
今年1月に読売新聞の取材を受けて以降、松島課長の指示で課員が
パソコンなどを使って改ざんしたという。
昨年4月1日現在の勤務状況に関する調査で、142人にヤミ専従の
疑いがあると報告されたことを隠すため、この調査について書かれた
文書の日付を「4月9日」から「1日」に改ざん。
また「今回調査を行うことについては全農林中央本部に連絡済み」と
した部分を削ったほか、ヤミ専従調査と分かるただし書きや回答欄の
一部を消していた。
松島課長は読売新聞に改ざんの事実を認めた上で、「(最終的に0人
にしたという結果だけ示し)途中経過の説明を伏せるという取材対応の
方針は、井出次官や佐藤正典官房長にも説明し、了解を得ていた」と
話している。
井出次官と佐藤官房長は「漠然とした説明しか受けておらず、142人の
調査結果を隠していることは知らなかった」と話している。松島課長は
省内の調査に「142人にヤミ専従の疑いが生じるということは大変なことで、
省の信用失墜を防ごうと思い、やってしまった」と説明している。
一方、石破農相は25日夜、省内に発足したヤミ専従問題の専属チームで、
秘書課の隠蔽行為についても検証するよう指示した。松島課長は1982年
入省のキャリア官僚で、大臣官房予算課課長補佐などを経て、2007年7月
から現職。
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