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ＩＡＥＡ事務局長選２６日投票、日本から初のトップ誕生か 【ウィーン＝金子亨】
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国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は２６日、特別理事会を開き、エルバラダイ事務局長の後任を決める。
選挙は、天野之弥(ゆきや)・駐ウィーン日本政府代表部大使（６１）と南アフリカのアブドゥル・ミンティ大使（６９）の 一騎打ち。核不拡散体制を支え、世界の安全保障の一翼を担うＩＡＥＡで、唯一の被爆国である日本から初のトップが 誕生するかどうか注目される。
投票権を持つ理事国は３５か国で、当選には有効投票の３分の２が必要。当地の外交筋によると、
天野氏が依然、優位に立っているが、当選を確実にする２４か国の支持を取り付けたかどうかは微妙で、
予断を許さない状況だ。
２６日は最大３回の投票が行われ、決まらなければ２７日に持ち越される。
２７日にも当選者が出なかった場合、選挙手続きは解消され、候補者の届け出からやり直される。
（2009年3月25日20時11分 読売新聞）
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