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インターネットの仮想商店街を運営する「楽天」の去年1年間の
決算は、景気が悪化するなか、ネットで割安な物を探して買い物し
ようという消費者の傾向が強まったことで、出店者や利用者が増加し、
期間中のもうけを示す経常利益が過去最高を記録しました。
楽天が13日、発表した去年1年間の決算によりますと、売り上
げが2498億円、期間中のもうけを示す経常利益が445億円と、
いずれも過去最高を更新しました。これは、仮想商店街の事業で
出店者や利用者が増えて、取り扱いの総額が1942億円と21%
アップし、出店者からの手数料の収入が増えたことなどによるもの
です。景気の悪化でデパートやスーパーなどの小売り業は不振が
続いていますが、ネットショッピングは逆に好調さが示されたかた
ちで、三木谷浩史社長は「ネットのほうが価格が安かったり配送料
無料のケースも多いので利用が増えたのだろう」と述べました。
一方、19%余りを保有するTBS株をめぐって株価の下落による
損失を計上し、最終的な損益は549億円の赤字となりました。TBS
は4月から放送持ち株会社に移行し、第三者が3分の1以上の株
を保有することが制限されるため、楽天の対応が注目されます。
NHKニュース
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