09/02/09 21:52:45 vQqGBPlv0
静岡地裁沼津支部で先日行われた交通事故の被害者参加裁判を傍聴したんだが、
検察側は「被告は前方不注意で夜間路上を歩いていた男性を撥ね殺した」と主張し、
弁護側(被告側)は「酒に酔った男性が路上に寝ていることに直前に気づいた」とし、
たとえ注意義務を尽くしていたとしても回避可能性がなかったとして無罪主張をした。
本件は殴った殴られたという類の事件ではなく、責任が極めて曖昧な心証をうけた。
そこで一回の傍聴しかしていないんだが、
①無罪を主張している被告人に対して被害者の妻(70代)が「人殺し!」と罵り、
「どうして一回も仏壇に謝罪せんと!」と絶叫、思いを切々と語り、モニターには在りし日の笑顔の写真、
傍聴席も裁判官もしんみりと被害者同情被告人悪の雰囲気が作られている。
②被告側証人として出廷した被告人の両親に対して、被害者の妻が質問をするも感情的になりまとまりがつかず、
最後は罵倒雑言、結局付き添いの弁護人が厳しい質問をする。
印象として、被告人リンチといった感じでした。
裁判ってこんなんでいいの?推定無罪は?