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ニッポン放送株をめぐるインサイダー取引事件で証券取引法違反罪に問われ、一審で懲役2年、
罰金300万円などの実刑とされた元村上ファンド代表村上世彰被告(49)の控訴審判決公判が3日、
東京高裁(門野博裁判長)である。
弁護側は一審同様、無罪を主張した上で、有罪としても実刑は重過ぎると訴え、検察側は控訴棄却を
求めていた。
控訴審で弁護側は、村上被告がライブドア(LD)側から同放送株の買い集め方針を聞いたとされた際、
LDに資金のめどは立っていなかったと主張。インサイダー取引の意図はなかったとした。
検察側は「一審判決に誤りはなく、実刑判断も正当」と訴えた。(2009/02/03-05:24)
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