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GWG問題、議員秘書が会計士側に金融庁幹部を紹介
旧「グッドウィル・グループ」(GWG)の企業買収に絡んで公認会計士(51)側に
約180億円が流れていた問題で、携帯電話リサーチ会社株の買い取りで利益
を提供されていた自民党・中川秀直元幹事長の公設第2秘書(当時)が、会計士
の支配下にあった上場企業社長に金融庁幹部を紹介していたことがわかった。
社長は自社の上場維持について問い合わせ、金融庁から「上場廃止基準に
触れるケースではない」などとする回答を得ていた。
携帯電話リサーチ会社「モバイルジャッジ」株の売却で660万円の利益を得た
秘書が、見返りに会計士側に便宜を図っていた構図が明らかになった。
秘書に金融庁幹部を紹介してもらったのは、大証2部上場の住宅建築会社
「千年の杜」(現・東邦グローバルアソシエイツ、東京都港区)の当時の社長。
会計士側は2006年10月のGWGによる人材派遣サービス会社買収時に得た
約180億円の一部を千年の杜の株購入に充てており、社長は会計士の指示を
受けながら経営にあたっていた。
複数の関係者によると、千年の杜を巡っては07年9月以降、大証から情報開示
の不備を指摘されたり、中間決算で債務超過に陥ったりするなどの問題が続いて
いた。このため上場廃止になることを懸念した社長は、モバイル社の関係者を通じ
て秘書に接触、同年11月19日午後、議員会館にある中川元幹事長の事務所で
秘書に相談した。(続く)
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