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◆ 総事業費55億円「ツーテン・ゲート」 ◆
大阪に第2の通天閣が誕生する!?大阪市交通局の土地信託事業で破綻した複合娯楽
施設「フェスティバルゲート」(浪速区)の土地、建物の売却先を決める再入札が30日あり、
大手パチンコ店経営「マルハン」(本社・京都市)が落札。建物を解体して、通天閣に似た
シンボルタワー「新通天閣」を建設するプランがあることが明らかになった。
計画では、新通天閣に加え、2階建ての建物を建設し、ボウリング場やカラオケ店、シミュ
レーションゴルフなどを備えた商業施設にする予定。名称は「ツーテン・ゲート」になる見込
みで、2013年6月のオープンを目指す。総事業費は約55億円。計画が実現すれば、
約300メートル離れた距離で“ツイン通天閣”がそびえ立つことになる。
再入札の対象は、土地約1万4000平方メートルと、地上8階、地下1階の建物。昨年2月
に26億円で落札した韓国系開発会社への売却が白紙となり実施された。この日入札したの
はマルハン1社。予定価格の8億3000万円を上回る14億2000万円で落札した。
市は議会の議決を経て3月以降に売買契約を締結する方針で「破綻により地元に心配を
かけ反省している。地域ににぎわいをもたらすよう期待したい」とコメント。平松邦夫市長も
「地域がさらに繁栄することを期待したい」と話した。
フェスティバルゲートは1997年にオープンしたものの、04年に経営破綻。市は事業清算
時に200億円を負担して施設を引き継いだが、回収額は1割にも満たないことになる。
前回落札しながら契約しなかった韓国系開発会社は、入札保証金2億6000万円の返還
を求めて市を提訴。市も同社に違約金約8億1000万円の支払いを求め、訴訟合戦になっ
ている。
【通天閣】1903年に初代が完成。38年に、吉本興業が買収したが、太平洋戦争で焼失。
56年に、2代目となる現在の通天閣が完成した。高さ100メートル、幅24メートルで、展望
台の高さは84メートル。名前の由来は天に通じる建物という意味。
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