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愛知県犬山市犬山官林の日本モンキーセンター付属世界サル類動物園(加藤章園長)で1月1、2の両日、ゴリラのふんに
交じって種が生き残り、実を付けた「奇跡のミカン」が来園者らに2日間で計130個配布される。動物園の計算によると、種が
ふんに交じって成長し結実する確率は200万分の1。29日、職員らが収穫と箱詰め作業を行った。
奇跡のミカンは、芽が出てから17年目になるハッサク。清潔好きなゴリラは自分のふんを「すみか」の外へ放り出す習性が
あるといい、今では木がおりの横で高さ8メートルほどに成長。職員が3年前に初めて実を付けているのに気付き、去年は20個
ほど実ったという。
動物園では「奇跡」が起こる確率の計算をミカン類の給餌数などを基に行ったが▽多くの種はゴリラが食べる時にかみつぶされる
▽仮に、ふんに種が交じっても毎日の清掃作業でほとんど回収される▽発芽しても除草作業や気付く前に踏みつぶされ、結実する
まで成長するのは困難-という。実ったハッサクは、この時期にしては十分な甘さだったという。
現在、動物園ではゴリラの夫婦1組を飼育しているが「正月の縁起物として来園者に“奇跡のおすそ分け”ができれば」と実の
収穫と配布を決めた。両日は整理券が配られ、公開抽選が行われる。問い合わせは、世界サル類動物園へ。
(問い合わせ電話番号省略。ソース元でご確認下さい)
ソース(中日新聞) URLリンク(www.chunichi.co.jp)
写真=ゴリラのおりの横で、たわわに実を付けたハッサク
URLリンク(www.chunichi.co.jp)