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民主党が医師会、歯科医師会への接近を試みている。社会保障
費を圧縮してきた政府・与党への医師会などの反発は強く、茨城県
医師連盟が9月に民主党候補の支持を決めるなど、「自民離れ」の
動きが顕在化。民主党としては、自民党の組織票を切り崩し、次期
衆院選を有利に進めたい考えだ。
「自民党は選挙で応援させてあとは何もしない。暴力亭主と一緒
だ。早く別れた方がいい」。民主党歯科医療議員連盟が16日に開
いた勉強会。招かれた日本歯科医師連盟の渡邉敏弘理事長に
は、出席者から「脱自民」を促す意見が相次いだ。渡邉氏はもっぱ
ら聞き役に回ったが、議連側は「自民党一辺倒だった日歯連の幹
部が招待に応じたこと自体、画期的だ」(小沢鋭仁会長)と受け止
めた。
医療費削減に加え、麻生太郎首相が11月に「社会常識が欠落し
た人(医師)が多い」と発言したことも医師会を刺激した。「衆院選で
は自民、民主両党の政策を比べて支持を決める」という地域組織も
あり、民主党幹部は「茨城県以外に7、8県で動きがある。表で言え
なくても支持者は確実に増えている」と話す。Yahoo!JIJI
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