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英下院外交委員会は30日、『Global Security: Japan and Korea(国際安全保障:日本と
韓国)』と題した報告書のなかで、日本政府は第2次世界大戦中の従軍慰安婦問題が、
韓国で「悲痛で感情的」な問題として受け取られている重要性を認識すべきだとの見解を
示した。
同委員会は、改善しつつある日韓関係が、北朝鮮の核開発計画をめぐる同国との対立の
解決に重要な役割を果たしうると期待した。また日韓の間で紛糾している竹島問題について
も言及し「日本と韓国が対立を激化させるのではなく、恒久的な解決メカニズムを模索する
ことを奨励するよう、本委員会は(英)政府に勧告する」と記した。
または、日本の人権状況にも触れ、容疑者の身柄を警察の留置所に拘束するいわゆる
「代用監獄」は「懸念に値」し、そうした存在は司法の誤りを招きかねないと指摘した。
北朝鮮についても、同政府は核拡散防止条約(NPT)へ復帰すべきだと触れるとともに、
北朝鮮から中国への脱北者の人権擁護について、中国政府や欧州連合、国連での協議
で圧力を強めるよう英政府に要請した。(c)AFP
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