08/10/21 17:38:02 0
県南部でカメムシが大量発生している。
ピーク時には、平年の約100倍の数が確認され、コンビニエンスストアなどでは夜間に
ライトに群がったカメムシの死がいが店頭に散らばり、独特の異臭が発生するなどしており、
対策に頭を悩ませている。
県病害虫防除所(松阪市嬉野川北町)によると、大量発生しているのは、
果樹の汁を吸うチャバネアオカメムシとツヤアオカメムシ。
ミカンやカキの産地の松阪市以南で多く、南部ほど数が多い。
防除所と県紀南果樹研究室(御浜町志原)では約20年前から敷地内の電球の光に集まる
カメムシの数の調査を毎年行っているが、9月に平年の5~10倍のカメムシが確認されたため、
9月9日に農作物への被害防止を呼びかける発生予察注意報を発令した。
その後、ピーク時の10月上旬には平年の80~100倍にまで増えたという。
防除所は「今年は梅雨の時期に適度な降雨があり、夏場も天候に恵まれたため、
幼虫のえさになる杉やヒノキの実が多くあったことが原因でないか」としている。
しかし、農家などが防除対策をとったことで大きな被害は出ておらず
「11月になると越冬のために雑木林の落ち葉や木の葉の間で動かなくなる。
あと10日ぐらいで姿は見えなくなると思う」と話している。
ソース : URLリンク(mainichi.jp)