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米民主・共和両陣営の外交顧問 日本に集団的自衛権の行使迫る
「アーミテージ報告」の実現表明
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米大統領選に立候補している民主党のオバマ、共和党のマケイン両上院議員のアジア外交顧問が、
そろって、日本に集団的自衛権の行使を迫った「アーミテージ報告」の実現に努力していくとの考えを表明していたことが分かりました。
九月二十二日にワシントン市内で開かれた次期米政権のアジア政策についての討論会(アジア研究ナショナル・ビューロー主催)で、両顧問がそれぞれ語りました。
オバマ氏の顧問として発言したのは、民主党副大統領候補のバイデン上院議員の下で上院外交委員会スタッフを務めるフランク・ジャヌージ氏。
マケイン氏側は、マイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長です。
両大統領候補が日本の憲法改定やイラク以外への自衛隊の海外派兵についてどんな態度をとるかとの質問に対し、
ジャヌージ氏は「オバマ上院議員は、日本との同盟は太平洋地域における米国の安全保障政策の要と考えている」と発言。
東アジア地域だけでなく中東での「平和作戦」など地球規模の問題でも「(オバマ氏は)同盟強化のためにあらゆる努力を払うつもりだ」と述べました。
その上でジャヌージ氏は、第一次「アーミテージ報告」(二〇〇〇年十月発表)を作成した研究グループにグリーン氏とともに加わっていたことを明かし、
「われわれは(『アーミテージ報告』という)超党派の努力を通して始められた(日米同盟強化の)過程を継続していかなければならない」と強調しました。
これに対しグリーン氏も「これらの問題の多くについてフランク(・ジャヌージ氏)と私はまったく同意見だ」と表明。
「マケイン上院議員は、大統領として(国連)安全保障理事会常任理事国入りを含め
(日本が国際社会で)より大きな役割を果たす道を歩き続けるよう働きかける」と強調しました。