08/10/10 05:17:04 0
東京証券取引所に上場する不動産投資信託(Jリート)のニューシティ・レジデンス投資法人は9日、東京地裁に民事再生法
の適用を申請し、同日付で保全命令を受けたと発表した。
負債総額は1123億円。帝国データバンクによると、Jリートの経営破綻(はたん)は初めて。
不動産市況の急速な悪化に伴い、借入金の返済資金などの調達が難しくなり、資金繰りに行き詰まった。
ニューシティによると、投資家は法人も含めて約9000。このうち個人が約8600人を占める。広範な影響が懸念されるため、
新たなスポンサーにリートを引き継ぐことや、投資家の救済策を検討するとしている。
金融庁は9日、ニューシティの資産運用会社シービーアールイー・レジデンシャル・マネジメントに対し、金融商品取引法に
基づき、財産保全や投資者保護措置を取るよう業務改善命令を行った。
東証は同日、ニューシティを11月10日付で上場廃止にすると発表した。
ニューシティは、2004年12月に上場。投資対象は賃貸住宅で、東京を中心に105物件を保有している。資産規模は
約1800億円。
ソース(読売新聞) URLリンク(rss.yomiuri.co.jp)