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新興国:南ア中銀の追加利下げ観測でランド売り、
「ゴールドマン・ショック」のなかランドの下落率突出
2010/04/19 19:40
16日にSEC(米証券取引委員会)がゴールドマン・サックスを証券詐欺罪で訴追したことで
投資家のリスク回避行動が強まり、外国為替市場では円が全面高となった。
先週の9通貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、南アランド、ブラジルレアル、メキシコペソ、
ロシアルーブル、トルコリラ)の対円での値動きをみてみると、週間ベースではいずれの通貨ペアも下落。
ただ、下落率では南アランドの対円での下落率が突出していた(下表参照)。
対円で15日以降に下げ幅を拡大する通貨が多いなか、ランド・円は5営業日続落。
下げ幅は2.8%に達し、3月以降の上昇基調のなかで突破した1月4日の高値12.72円を下回った。
南ア中銀の追加利下げ観測からランドは売られやすくなっている。
14日発表の2月実質小売売上高は前年同月比1.5%減。市場予想(同0.6%増)に反して
前月比マイナスとなり、13カ月連続の前年実績割れ。市場では追加利下げ観測が高まった。
提供:モーニングスター社