10/02/24 02:01:53 3IdKPwEK
こんみと。
明後日まで放置するわけにはいかないので某所からゴバーク一丁!
812 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2010/02/24(水) 01:49:24 ID:bBbcm6Ij
ただいまミトスレ。
三ヶ月ぶりにイリノイからやっと帰ってこれたのに時差ボケの中、午前様になるまで社内会議でもう頭がパンクしそうな俺惨状。
まず報告。
トヨタのリコールの件、シカゴじゃ全然問題になっていなかった。
粘着して叩いている奴も見かけなかったしトヨタにダメージがあるか疑問。
まあ純粋な手間とかの経費はあるだろうけどトヨタの不買いにつながるとは到底思えない。
この件に伴って、アメリカ自動車産業の行く末を議論する場が結構あったのですが、
日本滞在が長かった現地のエージェントとスポットで日本に来たことしか無いエージェントの温度差が結構笑える。
前者はブッシュ前大統領がビッグスリーの経営陣に勧告したように、彼らの給与をまず1/100-1/500程度に減らすべきだと言う。
労働者を1万人削減して見た目の出金を減らし、業績寄与の実績とするのは給与のための行為であって企業育成のためではないと言う。
後者はトップが給与をもらえなかったら消費が減速する。
それこそアメリカ経済の崩壊と終焉だと言う。
論調が前者に属する人間はことごとくブッシュ前大統領の経済手腕を認めている。
今回初めてしったのですが、ブッシュJrは大統領選挙費用を自分の企業経営の利益と寄付だけで行ったのですね。
ブッシュ家からは一切援助されていなかったわけです。
言い換えると実社会でブッシュ前大統領は一流の経営者だった訳です。
が、生産性向上と過度の給与の削減を掲げる彼の経済論理はアメリカの主流の経済学者、アナリストには受け入れられなかった。
だからこそ猿扱いされて実績を無視されたわけだと資料を提示されながら説明を受けました。
で、興味深かったのが小泉純一郎を愛したのか?
まさに I need you. Because I love you. だったからなんですね。
企業の健全成長を無視しても帳簿上、
業績が上がれば莫大な給与を持っていくアメリカの経営者=守旧利権にしがみつく者=本当のコスト意識を持たぬ者
郵政民営化をはじめとする既得権益にしがみつく者=コスト意識を持たぬ者=日々の競争を否定する者
ブッシュ前大統領と小泉純一郎が戦った相手は全く同じなんですよ。
だからこそ戦友として認識し、各々の責務を果たした上でなおかつ成り立つ本当の友情を感じたのだと言ってました。
明日は人間ドックで欠席で、明後日から携帯で参加しまーすおやすみなさいーい。