10/02/17 06:45:25 P/KVDdoV
遅レスですが、元寇に関してこんな見方もあります。
【元寇】世界最強鎌倉武士団【モンゴル】
URLリンク(www6.atpages.jp)
文永の役って、実際に最前線で戦った武士が残した一次史料の「蒙古襲来絵詞」だと、
蒙古軍は武士の集団戦法に圧倒されて逃げ回ってるし、「鎌倉年代記裏書」や「帝王編年記」
みたいな中世史料にも蒙古軍が合戦で武士に負けたと書いてある。
おまけに敵側の史料の「高麗史」にも蒙古軍が戦って負けたと書いてあるのに、学校とかでは
全く正反対に、一騎打ち戦法の武士が集団戦法の蒙古軍に苦戦したとか教えられたじゃん。
これって全部「八幡愚童訓」っていう史料を根拠にしてるんだけど、これがとんでもない
オカルト文献なんよ。
文永の役では神社から神様がでてきて蒙古軍を攻撃したら博多湾の海面が燃え上がったとか
書いてるし、弘安の役でも荒れ狂う海から龍がでてきて元艦隊を追い回したとか書いてる。
それが八幡信仰布教のため、改編を繰り返しながら全国の神社などに広まったのが「八幡愚童訓」。
「元寇に勝てたのは武士の手柄ではなく神様のお陰です」ってことを主張するために書かれた
文献だから、武士が勝った戦闘でも負けたかのように書いてるの。
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「蒙古襲来絵詞」の蒙古兵の加筆は知ってたけど、「八幡愚童訓」がトンでも資料とは知らなかった。