09/10/10 17:59:11 5OC2WtSc
4.トレードに逆らったスキャルピング
1時間足に逆らうスキャルの方法です。
ドル円を今日の14時(15時)以降からスキャルするならば、基本はロングポジションを分足サポートで建て、
レジスタンスで閉じるトレードが基本ですが、スキャルのような小さいトレードだと1時間足に逆らってもトレードできます。
重度のポジポジ病患者の苦肉の策ですが、そもそもスキャルとは苦肉の策なのです。
これをする前に一つだけ注意しておきます。これはしんどいトレードです。
スキャルでも1時間足に逆らうポジションはしんどいものです。
そこでドル円なら「リミット20ポイント、ストップ10ポイント」と固定します。
リミットとストップは戦術なのできめ細かくが基本です。これはスイングでもデイトレードでもそうです。
綺麗に1:1、1:2、1:3となるトレードとは厳しいトレードを意味します。
きめ細かくイグジット(リミットとストップ)を決定すれば、半端な比率になるものです。
例えば1:1.1、 1:2.16、 1:3.69、となるものです。
アマチュアは当たり前のように「50銭で損切り1円で利益確定」で1:2と綺麗な比率でイグジットを決定しますが、
これは随分と主観的なイグジットです。マーケットシフトでなくトレーダーシフトなイグジットと評価できます。
プロフェッショナルはこんな主観的なイグジットを決定しません。
が、厳しいトレードをする時は、50銭:1円や10銭:20銭とイグジットを決定する事もあります。
これはさほど熱いサインでないので「ある程度運否天賦の不確定要素を甘受」している時です。
アンクリアな部分がありきめ細かく分析しきれない状況なのです。当然厳しいトレードになります。
が、プロの厳しいトレードとは1:2程度の損小利大の負荷を負っても勝率5割は超えます。
1:2程度の軽い負荷で「5割」超える事が厳しいのです。
1:2なら「7割」は超えるのがプロフェッショナルテクニカルトレーダーだからです。
ですから、プロはこれを「厳しい」と表現します。
参考までに私の「厳しい」トレードでのイグジットは、ドル円デイトレードで50銭:1円、
ドル円スキャルで10銭:20銭、ユーロ円とユーロドルはそれぞれ2倍です。
そしてスイングトレードでは厳しいトレードは存在しません。厳しいトレードをする理由が
重度のポジポジ病だからです。スイングとは無縁です。