09/09/07 02:00:39 uOI5Mz5T
今回の衆院選の選挙分析 ~マスコミとネットは影響したか~ その3
では、対して今回の麻生内閣を見てみよう
■今回の選挙 解散時の麻生内閣支持率
支持率 15.9% ←
不支持 71.4%。←
自民党 選挙区 得票率 38.6% ←
野党計 選挙区 得票率 50.6% ←
※この場合の野党は、選挙前野党の今回の合計の意味
さすが「真の支持率」というべき「国民投票である選挙の票」は「正直」である。
よく世論調査を出して「ニコニコやネットは現実と乖離している」という話が出るが
実際は、「マスコミ世論調査も現実と乖離している」のである。いわゆるマイナス補正のバイアス。
そもそもこんなに支持率が低く、不支持率が高かったら「各地の麻生首相応援演説にあんなに人が集まらなかった」
マスコミ発表の内閣支持率は、彼らが言うところのネットと同じく「全く信用にならないデータ」になってしまった。
どうしてマスコミの支持率が極端に低いのか?
たぶんこれは安倍内閣以降の「保守本流」の流れが自民党に出てきてから、歪みが生まれたんだと思う。
反日マスコミにとってはひたすら叩いて「人気が無い」という「世論の空気」を作りたかった。
だから支持率調査も対象の抽出を行っていたのではないか?と考えられる。
面白いデータが出てきたので、ここで紹介する。ニコニコの出口調査である。
2009 ニコ動「第45回衆議院総選挙 ネット出口調査」 239,948人が参加
獲得議席 自民316 民主116 共産20 公明 9 みんな5 社民4 国民3 平沼3 日本1 大地1 無2
URLリンク(www.nicovideo.jp)
なんと議席が全く逆転している。小選挙区選挙らしい結果と言える。
また、このニコニコの出口調査も、全有権者の中で3%と、結構大きい割合を占めていることがわかる。
少なくとも有権者の最低3%は、ネットの影響を確実に受けているという数字が出たわけだ。
もちろんコレは、ニコニコ動画というコミュニティの話なので、実際の数字はもっと多いだろう。
実は
「マスコミの世論調査」と「ニコニコの世論調査」の結果を「足して2で割った数」と、
「得票率」で議席に割り当てた「議席数」にしたら、比較的近い数字になる。
つまり、マスコミもネットも「どちらも当たっていない」が「どちらも外れていない」
どちらかのサンプルが多いだけで、「どちらも現実」。
逆に言えば、対面の真実を映すネットが、マスコミにとって邪魔でしょうがない裏付けでもある。