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小沢氏「対等な同盟」求める=責任分担にも言及-米国務長官と会談(2009/02/17-23:52)
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民主党の小沢一郎代表は17日夜、都内のホテルでクリントン米国務長官と会談した。クリントン長官
は日米同盟について「さらに強固にしていくために互いに努力しよう」と要請。これに対し、小沢氏は
「全面的に同意する」としつつも、「同盟は一方が一方に従う従属の関係であってはいけない」と述べ
、対等な日米関係を築く必要があるとの考えを伝えた。
小沢氏は「最近のわたしの言動について、米国の友人から『米国国内で誤解がある』という忠告を受け
た」と説明。その上で「わたしは日米同盟が何より大事だと唱えてきた一人だ」として、対米関係を最
重視する立場を強調した。
米軍再編問題も話題になり、小沢氏は「同盟国として世界戦略をきちんと話し、合意を得た上で個別の
問題に対応していくのが大事だ」と指摘。さらに「今までのわが国政府はきちんと主張できないところ
に問題があった。それは、日本人がたとえ困難でも責任は果たしていく覚悟がなかったからではないか
」と述べ、対等な同盟に向けた責任の分担にも言及した。
一方、小沢氏は、中国について「市場主義と共産主義の矛盾が表面化する。日米、世界にとって最大の
テーマだ」と強調。クリントン長官は「大変重要な洞察だ。日米中のトライアングルが非常に大事な関
係だ」と応じた。同長官は、気候変動やクリーンエネルギー、アフリカ開発などの問題で日本のリーダ
ーシップを求めた。
会談は、米側の要請に民主党が応じたもので、米国務長官が日本の野党党首と会うのは異例。日本での
政権交代の可能性をにらみ、双方とも、早期に意見交換しておくのが望ましいと判断した。民主党から
菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長らが同席した。