08/10/30 08:28:55 Hjr7K6O4
2008年10月29日
金融危機情報(安値を更新した上海株)
日本の株式市場のように年金資金等による買い上げがない【上海株式市場】の代表的な指数である
上海総合株指数は米国株の急騰を受けて一時は上昇していましたが、引けにかけ急落し、2,9%安の
1719で終わり、1749という安値を更新すると共に、昨年記録しました最高値(6,429)から73%もの
暴落となっています。
中国、中でも高層ビルの乱立等が話題になる【上海】市場の暴落が際立っていますが、
今や中国経済は崩壊寸前にあるということを理解する必要があります。
【中国経済】は世界の短期資金を元にバブル経済となっていたもので、今やこの短期資金が
消えてしまっており、ものすごい勢いで中国から資金が海外に流出していっているのです。
ここで本来なら猛烈な<元安・ドル高>となるはずですが、当局の介入もうわさされるほど<元高>に
誘導されており、これで海外勢にとりましては株安で損をこうむった分をかなり回復出来ているのです。
どこまでこの<元高>が維持出来るかわかりませんが、中国政府としては何としても<元高>を維持
しませんと今より一層海外資金が中国から逃げていくため、追い込まれてはいますが今の<元高>を
維持しているものです。無理に無理を重ねている中国ですが、いつまでこの無理が維持できるでしょうか?
中国が<元高>政策を放棄したとき。
中国経済は大崩壊することになります。
今の【上海総合株指数】の暴落をみていますと、その時期が近いかもしれません。
nevada_report at 19:39