08/10/21 00:21:06 rNZjmvAe
20日の中国株式市場は主要指数の上海総合指数が大幅続伸。前営業日比2.25%高の1974.01ポイントで引けた。
前週末の17日に開かれた国務院常務会議で中小企業融資支援策や不動産支援などの景気てこ入れ策が示されたものの、
弱気ムードがまん延した市場では買い手控え感も強く、前場は下値もみ合いの展開が続いた。
ただ、本日発表された今年7-9月の国内総生産(GDP)成長率が9.0%と、2005年10-12月期以来の1ケタ台にとどまったことを受け、
市場では引き締め緩和への期待感が浮上。後場に入って不動産などを主導に幅広い銘柄に買いが入り、騰勢を強めると、結局この日の高値圏で取引を終えた。
上海B株指数は前営業日比3.47%高の107.86ポイントと大幅続伸。深センB株指数は2.33%高の259.22ポイントと5日ぶりに反発し、
取引を終えた。両市場の売買代金は、概算で465億400万元。
A株市場では引き締め緩和への期待感が高まり、不動産株が軒並み上昇。17日の国務院常務会議でマイホーム購入支援を目的に
住宅売買にかかる取引税を引き下げるとの方針が示されたことが好感され、業界大手の保利房地産(600048)が6.22%高、万科企業(000002)が5.78%高となった。
また、証券株も大幅上昇し、海通証券(600837)がストップ高、中信証券(600030)が9.72%高を付けた。信用取引開始への期待に加え、
中国証券監督管理委員会(CSRC)がこのほど他社株転換社債(EB)の試験的解禁を発表したことが証券業界にとって追い風になるとして好感された。
B株市場では、上海振華港口機械(900947)やイータイ・コール(900948)、万科企業(200002)などの大型株が大きく値を上げ、指数の上昇を後押しした。
上海市場では黄山旅游発展(900942)が0.92%安、ST中国紡織機械(900906)が変わらずとなったほかはすべて上昇。
一方、深セン市場は張裕ワイン(200869)が3.23%高、中国国際コンテナ(200039)が2.35%高となった一方、*ST承徳帝賢針紡(200160)が2.50%安、飛亜達(200026)が1.75%安とさえなかった。
今日の上海株式サマリーまとめ。明日のヲチに役立ってくれるといいんだけど…