08/10/08 01:33:44 TWg7R2pg
>>113に書いたが値幅的に円キャリー解消だけでユーロ円がこれ以上の急落はおそらく無いだろう。
ダウ1万割れが一つのセリクラかもしれない。
135以下は日銀とECBの円売り+ユーロ買いの介入が作った相場なので
現状のリスク回避の円キャリー解消だけでここを埋めるのは暴力的過ぎるような気がする。
とりあえず株価との連動性は徐々に薄まってくるだろう。
そもそも株価と円相場の連動なんて2005年夏から始まったカラクリでこんなのは当たり前のことではない。
ただし日本とユーロ圏のインフレ格差で見た場合、
ユーロ圏の方が日本よりインフレ率の高い状況が続いてきたし現時点でも日本のインフレ率はユーロ圏より低い。
安定的な経済が背後にあるなら長期的にインフレ率の低い通貨が強くなるのは自然なことなので、
日本経済が相対的に可もなく不可もなく安定軌道を続けるなら長い目ではユーロ円は週足のポイント118.5を目指すだろう。
短中期的には現状の暴力的な下落はピークを過ぎたと考えたい。
日本は米国と対照的に特に内需は結構人手不足が多い。
だから日本経済が深刻な状況に陥るリスクはそれほど大きくないと考える。
株価やGDPは米国だけに釣られているだけで中期的にはどちらもデカップリング傾向になるだろう。