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【雇用】怒鳴られ続け、新人が9日目に「自主退職」…巧妙化する企業の「多すぎた内定者切り」 [05/24]
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■怒鳴られ続け、9日目「自主退職」
今春、京都市の私大大学院を卒業した男性(25)は、入社9日目で「自主退職」した。
神戸市に本社を置くITコンサルタント会社に内々定が決まったのは昨年5月。東京に配属されたため都内に引っ越し、
4月1日に入社した。
初日。少し早めの15分前に出社した。いきなり上司から「他の人はもっと早く来ている。意欲が足りない」と叱責(しっせき)された。
その後も、電話の応対や退社時間をとがめられ、「落ちこぼれ」「分をわきまえろ」「君が劇的に変わらなければ一切仕事はさせない」
と怒鳴られ続けた。出社3日目からは、連日反省文を書かされた。
そして4月9日の夜。上司から会議室に呼び出され「もうしんどいやろ?」と退職を迫られた。
「まだまだ頑張れます」と反論したが、上司は「給料だけもらって居座るのか」とたたみかける。
2時間近くたって疲れ果てた頃、退職届が目の前に差し出された。ぼうぜんとしたまま「自己都合」としてサインした。
男性は先月末、この会社に復職するつもりはないものの「無理やり書かされた退職届は無効」として、
社員としての地位確認と3年分の給与支払いを求める労働審判を東京地裁に申し立てた。
「入社までに配属予定先が二転三転したり、同期4人が入社直前に内定辞退したりと、いま思えばおかしい点が多かった」と振り返る。
当面、実家か親類宅に身を寄せて職を探す。「今度こそ注意深く選びたいが、新卒でもなく、えり好みできない現実もある」
この会社は朝日新聞の取材に「コメントすることはない」としている。
~ 後略 ~