09/09/06 15:14:38 0
流れトン霧。夫は兼業農家。自分は嫁。土地の中には、借りた田畑もある。
農業は除草、施肥、排水と細かなケアがいる。
手を掛けているだけ、どの土地にも愛情がある。
ある日、突然その借地部分に見知らぬ人がトラクターを入れて耕起。
たまたま近くの田にいた自分がびっくりして話かけた。
「○○さんの血筋のかたですか？ ここは自分の家が○○さんからお借りしている地面ですが」
うちはちゃんと毎年小作料を○○さんの娘さんに振り込んでいる。
その男いわく「自分は○○の娘婿。定年退職したから農業を始める。ついては残りの土地も全て返してもらう」
当時の事情、父親が亡き○○さんに
「うちでは管理しきれないので作って欲しい」と頼まれ管理の土地。
普通、突然トラクターを乗り入れるか！ と当然うちでは面白くなかった。
前年の秋にはもっと良い土地にしよう、と山土をトラック三台分客土したばかり。
あとで○○さんの娘が酒一升持って謝りに来た。
「うちの人がいきなり仕事を始めて申し訳ない。今まで有難う御座いました…」
その後、夫のDVや、酒癖の悪さetcを嘆いて帰った。さて、畑を作ると宣言した土地。
最初の頃だけは娘婿がネギやキャベツを植えていた。
4か月しか経たないのに、今は雑草とゴミの腐界と化した。しかも畑の中ほどに猫が死んでいて腐臭。
その隣で農作業する自分、劇臭で吐きそう。
他人の土地には手を出さない、これ自分の地域の不文律。
我が家で管理していたころには絶対あり得ない惨状。
娘婿はどうやらもう農業に飽きたらしい。最近、その娘婿にスーパーで出会い、
「畑がゴミだらけになっていますよ。お暇を見て何とかして貰えると嬉しいのですが」
とやんわりお願いした。ふん、とそっぽを向かれて
「時代は変わったのう。めんどりがトキをつくりよる」
と言われた。全く話が通じなかった。オチのない愚痴吐きスマソ。
根っからの農家でなくても膿家思想の持ち主はいる、ッツウ事で。