09/01/27 17:06:09 0
近距離別居のトメが自治会のことでウチに来たとき
5年生の長男が放課後友達を家に呼んで遊んでいた。
トメが「今日はおばあちゃんも友達も家に来たんだから
今度、宿題に作文が出たら今日のことを書きなさい。
わかった?」と長男に言った。
長男が「思い出したらそうするよ」と答えたら
トメは「どうせアンタはまたおかしな作文を書くんでしょ。
今度私が作文の書き方を教えてやるよ。
私は先生だったんだから、私が教えたら少しはマシな作文になるよ」と言った。
長男の友達が「長男君は、作文がすごいんだよ。
先生からいつも読まれるし、みんなそれを聞いてすごいすごいと言うんだよ」と言った。
トメは「この前のオープンスクールで貼っていたのを読んだけど
皆はどこかに出かけたことなんかを書くのに、この子は「寒さについて」という
おかしな作文だったよ。あんなのは作文じゃない」と言った。
友達は「長男君は哲学的なんだよ。あんな作文は他の人間は書けないんだよ」と
力説してくれた。
トメは迫力に負けたのか「アンタは優しい子なんだね」とそれ以上は言わなかった。