09/10/11 21:07:39 ovumBgoo
宮本氏は「ここからちょっと話題を変えたいと思います」と切り出し、
「『ゼルダ』シリーズは何年も作り始めて、いま『ゼルダ』とはどういうもの
なのかというのを毎日議論しています」と、話題はシリーズ全体の話へ。
「とくに映像が豪華になって、ストーリーがついて、というふうにゲームが進化していますから、
どんどんゲームのスタイルが似通ってくる。その中にあって
『ゼルダ』がどういうゲームであるべきか、ということを一から議論しています」(宮本)
その議論のなかで出た答えが「実際に自分がそういう場所に
行ってきたことがある気がするという体験」(宮本)だという。
続けて宮本氏は、「そういう場所に行っていろんな人にあったという記憶。
それがゲームのキャラクターのものではなく、自分の記憶として
捉えられることが大事だと思っています」と自らの『ゼルダ』に対する想い、
考えを語った。
そのうえで「ダンジョンをどう作るか?
ダンジョンを自分のアイデアで、自分が考えてクリアーしていく達成感が非常に大事」(宮本)とし、
その達成感を大事にするために「これまで『ゼルダ』を作るときは
イメージムービーから作っていましたが、最近ちょっと考えかたを変え、
もっともっとおもしろい遊びの構造を考え、ダンジョンをどのように作るか
という実験をたくさんくり返しています」(同)と、作りかた自体をも見直して
『ゼルダ』に取り組んでいるという。そして宮本氏は……。
「本当はここでWiiの『ゼルダ』を発表したかったんです。
1回Wiiでは『ゼルダ』を出していますから、もっとゲームにフォーカスして仕事をしています」(宮本)
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