09/06/22 01:17:37 EcQvZu4g
企業からの「2ちゃんねる」への書き込みが問題化するなか、今度は、ゲーム会社の有名人を中傷する書き込みがされていたことが明らかになった。
さらに、この書き込みは、ゲーム関連の出版社から行われていた可能性が高いことが明らかになり、ネット上では「これはひどい」などと波紋が広がっている。
書き込みのログを公表、発覚
問題の書き込みが行われたのは、2ちゃんねるの「家庭用レトロゲーム32bit以上」と呼ばれる、主に1990年代の家庭用ゲームをテーマにした掲示板だ。
その中に、「セガガガ」と呼ばれるゲームについて論評するスレッドがある。ゲームメーカーのセガ(東京都大田区)が2001年に発売したゲームなのだが、どういう訳か、
「●×(編注: 実際の掲示板では特定の苗字)マジくたばれ!今すぐしね!」と、特定の苗字を名指しして中傷する書き込みが大量に行われていた。中には、フルネームを出しているものもある。
中傷されているのは、「セガガガ」のスタッフで、漫画家として活躍していることでも知られている。
スレッドでの中傷書き込みの数は非常に多いが、その中で、09年6月8日、210番目に行われた書き込みが、注目を浴びたのだ。
通常であれば、2ちゃんねるに誰が書き込んだかについては、利用者からは分からない仕組みになっている。だが、今回のスレッドでは、中傷書き込みが多かったため、運営者側が「荒らし」が行われていると判断。
問題がある書き込みについて、書き込みのログ(記録)を公表したのだ。そのログから、210番目の書き込みは「enterbrain.ne.jp」というホスト名(住所)のネットワークから行われていたことが判明した。
「現在、事実関係について確認中」
「enterbrain.ne.jp」は、「週刊ファミ通」などのゲーム系雑誌・書籍を出版している、エンターブレイン(東京都千代田区)に割り当てられており、問題の書き込みは、同社のネットワークから行われていた可能性が高い。
ゲーム関連出版社がゲーム会社の社員を中傷するという異例の事態に、スレッド上でも、
「ファミ痛もう買わね」
「エンターブレインのひと ひどい・・・」
などと波紋が広がっている。
エンターブレインの広報部では、
「現在、事実関係について確認中です。仮に(書き込みが)事実であれば、社内規程に基づいて処分が行われる可能性はありますが、特に調査結果などを公表する予定はありません」
としている。
企業から2ちゃんねるに書き込みを行って問題化した事例としては、09年3月、朝日新聞社の社員が被差別部落への差別を助長するような書き込みをし、同社が謝罪したケースなどがある。
このケースでも、今回のエンターブレインのケースと同様、書き込みが「荒らし」と判断されたことから、書き込みが同社のネットワークから行われていたことが公表され、問題が発覚した。
URLリンク(www.j-cast.com)