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PS3、前期1000万台達成も「まだ逆ざや」 PSPはハード拡大もソフト縮小
PS3は前期に1000万台を売り上げたが、コストが価格を上回る逆ざやが続いている。
PSPは、本体の売り上げは増えているが、ソフトは減っている。
2009年05月14日 20時22分 更新
「プレイステーション 3はまだ“まっかっか”だが、黒字に持って行く」―
ソニーの大根田伸行CFOは5月14日に開いた決算会見でこう述べた。
2009年3月期のプレイステーション 3(PS3)売り上げ台数は1006万台(前期は912万台)
と目標の1000万台を突破。ソフトは1億370万本(前期は5790万本)と倍増した。
ハードのコストダウンも想定通り進んでいるが、
3月末時点ではいまだに「価格に対してコストが10%程度上回る逆ざや状態」(大根田CFO)という。
黒字化の鍵は、「コストダウンと数量アップ、ネットサービス強化」。
特にネットサービスについて、「『PlayStation Network』の利用者は世界2300万人いる。
ネット経由でのソフト販売も1年で3倍ぐらいに拡大し、
パッケージソフト数千万本分ぐらいにはなるのでは」と期待をかける。
「プレイステーション・ポータブル」(PSP)は踊り場だ。
同期の販売台数は1411万台(前期は1381万台)と、目標の1500万台を下回った。
ソフトは5030万本と、前期の5550万本より9%減っている。
「PSPはソフト装着率(ハード1台当たりのソフト販売本数)が他社ハードより少なく、
本体の販売台数増がソフトにつながっていない。ネットサービスを充実させ、
PS3やプレイステーションのソフトも使えるようにするなどして装着率を上げたい」
10年3月期の販売目標は、PS3が1300万台、PSPが1500万台。
ゲーム事業全体では同期も赤字を見込む。
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