08/12/23 02:50:54 oScaLkfV
>>52
ググってこんなんみっけた。
N3もメテオスと同じ感じだったのか。ちょっと見方かえないとだな
「僕がイメージしていたのは、たとえば大洪水の伝説。
いまから15000年くらいまえに大洪水が世界を覆い、
その証があちこちの地層に残っている。それと世界のあらゆるの民族に、
遙か昔に大津波が起こり多くの人々と文明が消えてしまった……
という言い伝えが残っている。僕はこれをただの伝説とは思っていないし、
与那国の海底遺跡のこととかもすごく興味を持って調べたりしたんですね。
そして調べれば調べるほど、アトランティスか地中海の古代文明か、
与那国のいにしえの文明かはわかりませんが、いずれにしてもいまとは違う文化、
文明が息づいていて、それらは何らかの理由で消え去ってしまっている……。
そこでの暮らしはどんな感じだったんだろう? どんな人たちがいたんだろう?
ということをずっと頭の中で考えていて、いつかその着想をゲームにからめられないかなぁ、
と考えていたんです。それを今回、キューエンタテインメントの若手たちにも話したんですね。
そしたら……」
熱く語る水口に向かって、若手のひとりが冷静にこう言った。
「水口さん、それはファンタジーじゃなくて"SF"です」と……。
苦笑いしながら、水口は続ける。
「僕はそれをSFとは思ってなかったんですけどね(苦笑)。
でも、その若手はものすごくファンタジーに強い男で、
僕の話を聞いたあとに"1回、僕に王道のファンタジーを書かせてください"と
言ってきたんです」
その若手は、世永玲生(よなが・れお)といった。
水口に『羅生門』という新たなキーワードを投げかけたのも彼である。
この、ファンタジーが大好きな才能溢れる若者は、夜を徹して己が考えるファンタジー世界を構築し、
数日後には企画書として水口に提示してみせた。
そしてこの企画書が、のちの『N3』の原案となるのだ……!