06/12/13 17:21:47
1982年に発表され、世界中にゲームブックの一大ブームを起こした『火吹山の
魔法使い』。同作品をはじめとする計59作品から成る“Fighting Fantasy”シリーズは、
これまでに26ヵ国語に翻訳され、累計1,500万部という売上を記録している。
シリーズの生みの親は、英Eidos Interactive社の元会長として有名なIan
Livingstone氏と、英Lionhead Studios社の共同設立者で、大学教授でもあるSteve
Jackson氏。両氏は先ごろ、同シリーズをニンテンドーDSとプレイステーション・
ポータブル向けにリリースするべく計画を推し進めていると発表した。
主人公の能力を設定する本格的な戦闘形式を採用しながら選択肢の選び方と
運で冒険の道筋を決めていく同シリーズは、物語のボリュームも手ごろで、携帯
ゲーム機で遊ぶのにぴったりの素材と言えるだろう。
両氏は、自らの成功の出発点となったシリーズの復活に並々ならぬ情熱を
注いでいるようで、目下のところ、ゲーム開発コンサルタントと協議しながら
開発元と販売元を探しているという。日本でも人気を集めたシリーズだけに、
計画が実を結んだ暁には、ぜひ日本語化も期待したいところだ。 (中島理彦)
●Fighting Fantasy 公式サイト(英語)
URLリンク(www.fightingfantasy.com)
Online Player EX
URLリンク(www.onlineplayer.jp)