09/09/27 02:33:04 I2yD3vXZ
次にエフェクト部。
一言で表現すれば、Eventideのエグ味とtcのサラリ感の間を取ったようなポジショニング。
パラメータが相当細かくいじれるので、微妙な調整をしたい向きにはありがたい。
エフェクト別にモディファイアとコントローラを設定して、別のエフェクトのパラメータに連携しリアルタイムに可変パラメータをグリグリ動かす設定とか、色々遊べる余地もある。
ちなみにこいつで作ったオートワウはなかなか凄いぞ。
嬉しいのはコンプがなかなか秀逸であること。
dbxに遜色なし。
それ以外では、Ultraで設計思想で目に見えてユニークな点は、４系統のルーティングに自由にエフェクトなど配置できること。
実際にはデュアル系統でプレイするケースを置き換える想定で、１系統をドライ、１系統をウェットに振り分けする使い方も一般的。
ざっくりこんなとこが入口。
Ultra使っていくと、大概の録音、ライブともにこれ一本で済むことが分かる。
フルアコでストレートアヘッドなジャズをやっても良し、往年のハードロックサウンドをやっても良し。
GT-PROも悪くはないしX3Liveもそれなりに優秀。
Eventide、tcにもずいぶんお世話になってきた。
だがUltraはまさにUltraで、比較にもならないレベルでそれらの上。
カネがあるなら、いや、なくっても無理してUltraを選択すべき。
追加でCAやRJMのMIDIスイッチャーなど必要になるが、ついでに揃えるといい。
クソ重たいﾗｯｸ一式を揃えたり移動する必要は、必ずしもない時代ってこと。