09/07/23 17:15:50 a787p8dG
ストラト2ハムに、それぞれにパラ/シリーズSW(PPSWポット)を付けて、
更にミニSWで片方を位相反転可能にしていました。(盗まれちゃったけど・・・)
4つのコイルで出来る、ほぼ全パターンを試してみました。
(2)はフロントとリアのシリーズって事?もしパラレルなら1と同じですもんね。
試しに組み立て途中で配線してみましたが、あまり2ハムのセンターポジションと違いが出な
かった記憶があります。
配線途中に2本ばかり弦を張ってちょっと鳴らしてみただけなので、あまりアテになりませんが。
通常のシリーズハムを更にシリーズ(4つのコイルを直列)は他に無い配線で面白いと思った
のですが、インピーダンスが高過ぎて繋ぐ機材を選ぶ事になるので実行しませんでした。
組み上げて使っていた状態は、普通の2ハムの片方の位相切り替えが可能な(1)の形になります。
そのフェイズアウトサウンドですが、コイル間の距離があるのでPU1つでやる程はスカスカになり
ません。
それ以上強く打ち消し合ってしまうと、出力が小さ過ぎて実用的ではないと思うので個人的に
は丁度良かったと思っています。(これでもかなり出力が落ちる)
ファンキーなカッティングには良いですが、単音の音は飛び道具と言うにも弱弱しいペチペチ
とアタックばかりの極端に細い音です。(フェイズアウトサウンドとはそう言う物ですが)
シリーズ同士逆相とパラ同士逆相の差は意外なくらい少ないです。(勿論同じではないのですが)
パラ-シリーズ組み合わせのパターンは意外性も無く、如何にもそのまま差分が出ている感じです。
でもこれらの組み合わせで一番の収穫は、全パラレル正相接続の音でした。
両パラハムのセンターで「4つのコイルがパラレル」になった音は、ハーフトーンの綺麗な所を
同じベクトルで更に進めた感じです。(パッシブにしては異例に低インピーダンスにもなりますし)
人によっては無機質な音と感じるかも知れませんが、このクリーントーンはお気に入りでした。
○○まで読んだと、か言うなよ。